指導の方針

 ピアノをただ楽譜通りに間違いなくしっかり弾いているだけの演奏を聴いて、何か物足りなさを感じている方たちに、お答えしたいと思います。

 ピアノを弾くということは、どんなに楽しいことでしょう!
それは、毎日毎日、退屈な練習をすることとは全く違うのです。ピアノの音は1つでもそれだけで、大変美しい響きをもっています。その音が次の音へつながる時、もうそこにドラマや心の表現が生まれます。これが音楽の世界の始まりです。小さな子供でも大人でもこのようにピアノを楽しむことができるのです。

  さあ、みなさん、ピアノのふたを開けてみましょう!


 

小さい生徒さんへ

 やさしい教材で無理なく基本からゆっくりと進みます。
リズム、読譜、メロディーの歌から徐々にピアノの鍵盤になれていきます。その始めから、ひく曲のイメージをいつも感じたり、考えて、出てきた音を自分でよく聴くことが、出来るようにしていきます。
自分で音楽を作ることが、もっとも大切なのです。

 グループレッスンでソルフェージュの時間もあります。聴音、視唱、コーラスだけでなく、鑑賞(同じ曲の3種類の演奏の聴き比べ)音楽史の勉強、楽器の知識など、音楽全般の理解を深めるために、小学生を対象にわかりやすく行っております。

中高生の方へ

 学校が忙しくなると、更にピアノに触れる時間も取れなくなります。けれども好きになっていれば、1週間に1,2度でも、少しの時間でも集中して楽しむことができます。 中には、1,2週間に1度のレッスンの時だけ弾いてこなしている方もおります。

大人の方へ

 全く初めての方も、昔少し習ったことがあるという方も、どなたでも何も心配はいりません。美しい音で、少しずつ本物の音楽の世界を自分のものにしていきます。楽しくなるとどんどん上手になります。

ピアノの先生方へ

 ただ鍵盤を楽譜の通りに弾かせていて、これでいいのだろうか、という疑問をお持ちの方、どうぞ、ご相談くださいませ。私も若い頃いろいろ悩みました。音楽は、本当に奥が深く素晴らしい世界ですね。楽譜に書いてある音楽の意味、感情表現の捉え方を読み取って音を出していかなければなりません。
通常のレッスン以外にも、年3回ロンドン在住のヴァレリア・セルヴァンスキー女史による勉強会も行っております。